〜2012年のお知らせ
「おしゃべりなアート展」のご案内
展覧会「おしゃべりなアート展」に参加させていただきました。
「今この時」というテーマでギャラリー悠玄が呼びかけ集めた、ジャンルを超えた様々なアーティストの作品が並ぶ展覧会です。十人十色と言うように、アートの世界もアーティストによってさまざまな表現があります。アートやギャラリーに馴染みが薄い方にも、その中からお気に入りを見つける楽しさを味わっていただけたらと思います。
また、作品ひとつひとつの前で即興のパフォーマンスが行われ、前回は会場空間全体がひとつのアート作品のような熱気につつまれたそうです。
ご案内葉書の出品者の数からもわかりますが、多くの作品がならぶにぎやかな会場になりそうです。ぜひご来場ください。
今回、さいとううららは、雁皮紙に刷った半透明な版画を出品します。会場には参上できませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
さいとう うらら
- 「Message 100 おしゃべりなアート展」
- 2012年11月12日(月)〜11月23日(金)
- 11:00〜19:00 最終日は16:00まで
- ギャラリー悠玄
- 〒104-0061 東京都中央区銀座6-3-17悠玄ビル
- TEL 03-3572-2526
- 東京メトロ銀座駅C2出口より徒歩2分
- JR有楽町駅銀座口より徒歩5分
- 「おしゃべりなアート展」ご案内はがき
- ●ご案内葉書はこちらから
「THE LIBRARY 2012」のご案内
展覧会「THE LIBRARY 2012」に参加させていただきました。
この展覧会は、作家の自由な発想による様々な形の「本」の作品を集めたものです。会場には、思いもかけないような「本」がたくさんならび、手にとって鑑賞することが出来ます。
とても楽しい展覧会です。ぜひご来場ください。
今回私は、過日の「さいとううらら展」にも展示しておりました、マニラで撮影した「道端のマリアさま」の写真集を出品することにいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。
さいとう うらら
- 「THE LIBRARY 2012」
- 【「本」形式の作品による展覧会】
- 2012年8月21日(火)〜9月1日(土)
- 11:30〜19:00 最終日は18:00まで
- 会期中無休
- トキ・アートスペース
- 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-42-5 サイオンビル1F
- TEL/FAX 03-3479-0332
- 「THE LIBRARY 2012」ご案内はがき
- ●ご案内葉書はこちらから
「さいとううらら展」へのご来場ありがとうございました
拝啓
立秋を過ぎたとはいえ、焼けつくような暑さが続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、過日「さいとううらら展」は、おかげさまで、好評のうちに会期を終えることができました。ご来場いただいた皆様には、様々なコメントをいただき、新たな思索をしていくきっかけを沢山いただきました。
これからもゆっくりながら活動を続けていこうと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
敬具
2012年8月10日
さいとう うらら
「さいとううらら展」のご案内
拝啓 気の早い台風や猛暑のなか、いかがお過ごしでしょうか。
さて、このたび五年間のマニラ滞在を終え、日本にもどりましたところ、縁あって、急遽展覧会を催す機会をいただきました。
今回は、2006年に催されました「本」をテーマにした展覧会「THE LIBRARY」(足利市立美術館、多摩美術大学美術館)に参加させていただいた作品「dictionary」を中心に展示いたします。日本最古の国語辞典「大言海」の形状と、水、空気、ワックスを用いた「dictionary」は、水と空気と、それを受けるこころの作用を味わう、響きのオブジェシリーズの作品です。会場が銀座という都会の喧騒の中ではありますが、ギャラリーという小空間では、美術館の大空間とはまた違った静けさの中で、こころの中への響きをお楽しみいただけると思います。
また、今まで個展で展示する機会のなかった作品もご覧いただければと思います。リアルなまぼろしがテーマの「ghost」シリーズ(シルクスクリーン作品)の作品や、観念的な曼荼羅がテーマの「linkage」シリーズの作品などを予定しています。さらに、マニラ滞在中に撮りためた、お地蔵さまのように野ざらしで住宅街にたたずむマリア像写真のシリーズ「道端のマリアさま」の一部も、ごく少数ながら準備しています。
新作大発表会を開催したいところではありましたが、経済的事情もあり途方にくれておりましたところ、美術家の栃木美保さんのご紹介とギャラリー悠玄さんのご好意により、「dictionary」の展示と帰国報告会を兼ねた展覧会ご提案をいただきました。未熟な作品ばかりではございますが、是非お立ち寄りいただければ幸いです。
敬具
2012年6月23日
さいとう うらら
記
- 日時
- 2012年7月9日(月)〜13日(金)
- 11時〜19時(最終日は17時まで)
- 会場
- ギャラリー悠玄
- 東京都中央区銀座6−3−17 悠玄ビル
- tel. 03−3572−2526
- 東京メトロ銀座駅C2出口より徒歩2分
- JR有楽町駅銀座口より徒歩5分
以上
- 「さいとううらら展」ご案内はがき
- ●ご案内葉書はこちらから
展覧会をすることになりました
先日、館林美術館の企画展 「館林ジャンクション」へ行き、作家のギャラリートークを聞きました。インスタレーション作品の出品作家である栃木美保さんは、以前から交流のある作家さんでしたし、大震災や原発事故があって、みんなどのような表現をおこなっているのだろう?と思っていたからです。特に栃木さんは「いのち」について考えている作家さんでしたので、とても興味がありました。
ギャラリートークで、栃木さんは、大震災からの復興はまだ始まったばかりだ、とおっしゃっていました。今回の災害で、多くの人々のいのちが失われ、多くの人々が深く傷つきました。失われたいのちを送ることや、深い悲しみや大きな痛みを和らげることが、表現を行う者のすることだと栃木さんはお考えなのだろう、と私はうけとめました。栃木さんは震災後すぐに展覧会をしようと動き出したそうです。
トークのあとに会場でお話していると、「帰国しました展をやるといいのよ」
、とのお話がもちあがり、なんと丁度空きがあるというギャラリーの方も紹介していただきました。日本へ帰ってきてぼんやりしていたところへ「喝」が入りました。。。
というわけで、展覧会をさせていただく運びとなりました。
全米が泣いたり、構想十年とか、巨大、などの新作大発表会ではありませんが、あまり展示することがなかった作品を並べてみたいと思います。
「dictionay」というワックスと水と空気でできている辞書の形の作品は、2003年に館林のスペースUで展覧会を行いました。その後、再作成したものを2006年に足利美術館のグループ展に出品しています。再作成してから展示することがなかったので、今回は足利美術館に出品したものを展示しようと思っています。
- 「さいとううらら展」
- 2012年7月9日(月)〜13日(金)
- 11:00〜19:00(最終日は17:00まで)
- ギャラリー悠玄
- 東京都中央区銀座6-3-17悠玄ピル
- 「さいとううらら展」ご案内はがき
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帰国しました
先日、マニラ滞在を終え、日本へ帰国しました。
五年間となったマニラ滞在でしたが、到着すぐに崩した体調を復活させることができないままの帰国となってしまいました。滞在中は体調不良などの理由から、ほとんど外出ができない毎日。しかし、せっかくマニラに居るのだから、自分が出来る範囲で、マニラでしか出来ないことをみつけたいと考えていました。
とりあえず始めたのがブログです。
自分が見たフィリピンの面白さ、なんでもある日本よりも、フィリピンに居るから手にすることが出来るすばらしいものなどを、なるべく具体的に記録・公開していこうと努力しました。フィリピンに滞在している日本人は男性が多いので、日本人女性が楽しめる情報を、同じマニラに住む顔も知らない誰かに伝えたい、と考えていました。
実際、マニラのスーパーマーケットではアメリカやヨーロッパのオーガニック食品などが沢山ならんでいて、日本よりも良いものが安く手に入りましたし、朝市ではフィリピン産のオーガニック野菜がたくさん並んでいました。
マーケットという場所は、並んでいる商品から、人々がどのような暮らしをしているか、さらにはその国の農業・産業、外国からの輸出入など様々なことが見えてくる、実に興味深い場所だと思うのです。フランス滞在中のスーパーマーケットで見た商品や、イギリス、アイルランドのスーパーマーケットで見かけたオーガニック食品を、マニラで見かけることもよくありました。オーガニック食品は、アメリカ・ヨーロッパでは大変普及していますが、日本ではまだまだの状態。しかし、外国からの輸入が多いフィリピンは、都市部だけですが、輸入オーガニック食品の品揃えは欧米並みだったり。もちろん、輸入品は高価なので、一握りの富裕層だけが買える商品。そこに格差の問題が見え隠れしています。
オーガニック食品は、購入者の話とは別に、生産者の話もあります。マニラのスーパーマーケットには、小規模農家によるオーガニック野菜も並んでいます。フィリピンは多国籍な大企業による大規模プランテーションで有名ですが、農薬問題や森林破壊などの問題から、自然農法などを行う小規模農家を支援する運動も盛んなのだそうです。また、大手ブランドのオーガニックバナナなどもスーパーで見かけるようになり、大規模プランテーションを行う大企業も、有機栽培も始めているのがうかがえます。
コーヒーについて、コーヒー農園の人々が、防護服が必要なほどの強力な農薬にまみれて健康を損ないながらも低賃金で働く話がよく取り上げられますが、フィリピンでも同じような状態のようです。人々の健康や生活、森林などを守ろうと、マニラのスーパーマーケットの棚には、フィリピン産オーガニックコーヒーやフェアトレードの商品が並び始めています。
「食べる」ということは「生きる」ということです。食べたものが身体になって、身体が保たれ、いのちが生かされています。その「生きる糧」である「食べ物」がどのような場所でどのように作られ、どのようにここへたどり着いたのか。いただく食物について、それが自分の身体にどう作用するのかだけでなく、その食物の栽培や流通など、とりまく人々の健康や生活、環境について思い巡らすことは、人としてとても大切なことだと思うのです。
マニラブログはそんなことを楽しく伝えられたら、と思って書いていました。実はまだまだ歯抜けの状態なので、帰国した今日も少しずつ追加しています。また、もうひとつのテーマである「道端のマリアさま」もありました。それについてはまた別途記述します。
ひっそり滞在してこっそり帰国したマニラ滞在でしたが、これから時間をかけて何かのかたちにしていけたらと思っています。
-
さいとううららマニラ滞在記録
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「ただちに人体に影響を及ぼすものではない。」Tシャツ
東日本大震災により被災された皆様およびご家族の方々に、心よりお見舞い申し上げます。
被災地の一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。
震災の日、私はマニラのケーブルテレビで、NHKワールドの津波警報の画面を意味もわからず見つづけました。その後届いたすさまじい映像に、大災害だとは理解したのですが、あまりのことに事実が受け止められず、何が起こったのかまったくわかりませんでした。
そしてその後の原発事故の危険の報道。事故が心配で徹夜でテレビを見続けました。そしてまさかの爆発・・・。いよいよテレビから離れられなくなりました。
「ただちに人体に影響を及ぼすものではない。」
なんとも無責任なこの文言。 3/11以降、この超無意味かつ無責任な言葉に、日本全土の人々がシビレたと思います。(私は今もシビレてます。)
「私の在職中には」がうしろにつくんでしょうか。
この文言に憤る友人との雑談で、「テレビで見るあの会見映像で、メディアの人々の背中に【ただちに人体に影響を及ぼすものではない。】のフレーズが書かれていたら」と不意にイメージが飛び出しました。そんなTシャツがあったら・・・?と思い立ち、作ってみました。↓
http://www.ttrinity.jp/shop/nonuke/brand/5280
白地に黒文字が基本デザインですが、カラーのバージョンがより「ただちに人体に影響を及ぼすものではない。」の無意味さが際立つ馬鹿馬鹿しい仕上がりになりました。
このTシャツの馬鹿馬鹿しさで、無意味な文言を威圧してください!
どうぞよろしくお願いいたします。
追伸:このTシャツの価格は、Tシャツメーカーと販売会社の取り分だけで構成されており、デザイン料・手数料その他、私には1銭も入りませんが、在庫を抱えて苦しむこともないので、どうぞご心配なく。
さいとううららHPリニューアル
URLの変更に伴い、さいとううららホームページをリニューアルしました。
まだ足りないページや内容などがあり、すべて完成ではありませんが、少しずつ充実したHPにしたいと思っております。
IE8でデザインしています。不具合などをお知らせいただけますと助かります。
デザインの不具合などありましたらこちらへ
また、さいとううららHPは、URLがhttp://urarasaito.hp.infoseek.co.jp/からhttp://www.urarasaito.nobody.jp/へ変わりました。
大変お手数ですが、ブックマークなどのリンクの貼り換えをお願いいたします。
ホームページのURLを変更しました
ある日、何気なく自分のホームページを開けてみたら、いきなり、「「iswebライト」は2010年10月31日をもってサービス提供を終了いたしました。長年ご愛顧いただきありがとうございました。」の表示が。そんな馬鹿な!?と調べてみると、今まで利用していた無料のサーバー「iswebライト」が、時代の流れでサービスを終了したとのこと。どうやら、データだけでなく、ホームページのアドレスやサーバー自体がすべてなくなってしまったようです。さらに、サービスが終了してサーバー自体が消失し、この表示になってから3ヶ月以上も経ってしまっていました。あわてて以前より注目していた無料サーバーへ登録。新アドレスへの移行を始めました。
この間に見に来てくださった皆様、どなたか知ることはできませんが、どうもありがとうございました。そして、大変申し訳ございませんでした。これからはこのようなことがないよう気をつけます。これからはもっとホームページの充実を図って参ります。どうぞよろしくお願いいたします。
また、さいとううららホームページは、URLがhttp://urarasaito.hp.infoseek.co.jp/からhttp://www.urarasaito.nobody.jp/へ変わりました。以前のアドレスはもう復活することはありませんので、こちらの新アドレスの方をどうぞよろしくお願いいたします。お気に入りやリンクを貼ってくれていた皆様、大変お手数ですが、新アドレスへの修正をお願いいたします。
もみの木画廊企画「S・H氏が見守る作家達の展覧会」
S・H氏(原田俊一氏)セレクトの作家さんの展覧会に参加させていただくことになりました。
S・H氏はお仕事のかたわらで画廊を回り、気になる作家さんを集めた展覧会をいくつも企画してきた方です。
さいとううららも「グループ版」(もみの木画廊)1998・2002・2003に参加させていただきました。
「S・H氏が見守る作家達の展覧会」はいままでのS・H氏の数ある企画展の作家を一堂に集めた豪華な展覧会です。
今回は久しぶりに油彩の作品を制作しました。
会場に本人は居りませんが(フィリピン滞在中のため)、新作油彩の展示です。どうぞご覧ください。
- 【S・H氏が見守る作家達の展覧会】
- 会期 2009年1月29日−2月7日
- 時間 11時−19時(最終日は17時まで)
- 会場 もみの木画廊
- 〒158-0083 世田谷区奥沢6の33の14 もみの木ビル201
- рO3(3705)6511
- ●出品予定作品
- 「わ 7110」
フィリピンに滞在しています
現在 フィリピンに滞在しています。
ただいまフィリピン雑記を準備中です。
まだまだ書く事が色々あり、準備中な部分もありますが、日々努力しております。
たまに覗いてみてください。